バスルームのリフォーム

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 バスルームは、パナソニックLIXILを比較した結果、LIXILのRENOBIO V(リノビオV)シリーズに決めました。マンションにしっくり入るサイズがLIXILにしか無かったのが最大の決定要因です。LIXILには他に、SPAGE(スパージュ)という高級ラインがありますが、肩湯等の快適装備は無くとも良いので、基本機能はしっかり搭載していRENOBIOにしました。

リノビオV のカタログ冊子

 バスルームはキッチンに比べて決めるべきことは少ないだろうと思っていましたが、ショールームを訪問して話を聞き始めると、想像以上にたくさんあることが分かりました。実際に実物を見て、触れて、納得して決めるにはショールームを訪問して、担当の方に実際に話を聞くのは必須だと感じました。

浴槽の選択

 まず浴槽の選択です。サイズは、底面の長辺が最も広い、「1600ロング浴槽」を選択。形もいろいろありました。四角い「ストレートライン」、楕円形の「ラウンドライン」、D字型の「アーチライン」などありましたが、シンプルでソフトな印象の「ラウンドライン」を選択しました。

 又、浴槽内に座れる段差をつけて半身浴ができ、節水にもなる「エコベンチ浴槽」も選べましたが、脚を伸ばしてゆったり入浴したかったのでこれは選択せず。色は6色(ホワイト、ブラック、ベージュ、グレー、グリーン、ピンク)から選択可能でした。風呂は白系にしようと考えていましたので、「ホワイト」を選択

壁パネルの選択

 実は一番迷って、選ぶのに時間がかかったのが壁パネルです。風呂という狭い空間で壁パネルの面積はとても大きいので、風呂の印象が壁パネルで決まるし、もし選択を誤るとずっと後悔しそう。ショールームの実物展示をいろいろ見ても迷うばかりでした。

 選択肢としては、天然木のような風合いの「木目柄」、大理石のような「石柄」、いろいろなパターンがデザインされた「抽象柄」がありました。色もそれぞれ、10種類ほど。更に正面と側面で異なる色・柄にもできる、ということでバリエーションが非常に多い。

 まずは、濃い色は石けんや水垢がそのうち目立つだろう、とう現実的な考えで避けることにしました。風呂でリラックスするには淡い色で、柄も主張しすぎないものを選んでいくと、白系で、薄く木目が見える「ウッドグレインライト柄」にようやく落ち着きました

水栓、シャワーの選択

 水栓は、操作性とデザイン性で選べますが、私はオーソドックスな「クランクレス水栓」を選びました。シャワーヘッドは機能とデザインというよりは、「色」で悩みました。クローム、ブルー、パープル、レッドとあり、ちょっと派手派手な感じをうけましたが、浴槽も壁も白系なので、パープルを選択。実際つかってみると、悩んだほどに目立たなかったですね。

ドアの選択

 ドアも3種類の選択肢があり、普通のドアのような「開き戸」、真ん中で折れるタイプの「折り戸」、左右方向にスライドさせる「2枚引き戸」から選択する必要がありました。開き戸は、開閉スペースが一番広く必要なのと、磨り硝子部分がペコペコでちょっと頼りなく感じたので選択肢から除外。折り戸と2枚引き戸では、折り戸の開口部が大きいのが気に入ったので、「折り戸」に決定

換気設備の選択

 やはり、換気だけではなくて、乾燥・暖房機能があった方が梅雨時などに洗濯物を干すことができて便利だろうなということで、換気乾燥暖房機を選択。プラズマクラスターは無しで。1年半過ごしてみて、やはり梅雨時の稼働率が高いです。

その他こまごました選択

 タオル掛け、握りバー、排水栓操作ボタンの素材については、プラスチックとステンレスが選べますが、今回はステンレスで統一。風呂フタは2枚の「組フタ」と「巻きフタ」が選べますが、組フタを選択。風呂フタをつかっていないときに壁面に固定するフックは、3点式のホワイトを選択。あとは、バスルームに洗濯物を干せるようにランドリーパイプを追加。

選択を終わって

 見ているとどんどんオプションをつけたくなりますが、その分価格も上がっていくので、カタログを見ながら、その設備を本当に使うのか、価格に対する効果(価値)が自分達にとって有るのか、など優先順位をつけて選択していくのが良いと思います。

 又、なかなか完成形のイメージがわかずに苦労しましたが、ショールームでは選択した素材を使ったミニチュアをその場で組み立てて、実際のイメージを確認することができました。あくまでミニチュアではありますが、なんとなくイメージは沸きます。完成した実物を比べても、まぁまぁ同じ感じです。リフォームして1年半ほど過ぎましたが、快適に使えていますので悩みに悩んで良かったと思います。

ショールームで組み立てたミニチュアモデル
完成したバスルーム

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