キッチンのリフォーム

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リフォームの中で、検討すべき内容が多く、金額も大きいのがキッチンです。キッチンは毎日の使用頻度も高いので、実際の使用シーンを想定しながら、実物を見て、設備、仕様を選択しました。

パナソニックのラクシーナを選択

LIXILパナソニックそれぞれのショウルームを数回訪問し(検討当時はコロナ禍で閉館している期間もあり、訪問も制約があり大変でした)、実物を見て、触って検討した結果、機能が充実していて、各部の質感の高いパナソニックのラクシーナシリーズに決定しました。以下に、キッチンに関するの検討事項や、選定内容を記載します。

ショールームでいただいたラクシーナのカタログ
検討が必要なページに付箋を貼ってます

ビルトイン食洗機について

 今まで使っていなかったので本当に必要なのかは半信半疑でしたが、「使ったら絶対手放せなくなる!」という実体験を多数聞いていましたので導入することに決定しました。「浅型」と「深型」がありますが、フライパンや鍋釜等の大物も入る深型を導入。完成後に実際使ってみるととても便利だし、食事後のしつこい汚れ(油よごれ、ごはんつぶなど)に陰鬱になることもなく、少し心の余裕ができます。
 ●良かった点:油もの、ごはん茶碗など、手洗いがめんどくさいものを、バンバン入れられる。手洗いでは使えない強力な洗剤、かつ高温で洗浄するので、洗浄後はピカピカになってる。
 ●イマイチな点:動作音が意外に大きい。洗えないものがある(繊細な絵柄やメッキのある食器、木製の持ち手のついた鍋類(木の部分がひび割れた)等)。又、動作開始するのを忘れて次の日の朝に気づいたときの脱力感すごいです。
 イマイチな点もありますが、それを補って余りある良い点がありますので、選んで良かった!と思いますし、ぜひ導入を勧めたい設備の一つです。

カウンターについて

 実はカウンター素材については、LIXILの「セラミックトップ」に非常に惹かれていました。熱やキズ、汚れに強く、フライパンをそのまま置ける、まな板無しで直接包丁を使ってもキズがつきにくい、などの特徴があったからです。残念ながら、パナソニックのラクシーナにはそのような天板の設定が無く「人造大理石カウンター」か「ステンレスカウンター」又は「メラミンカウンター」からの選択となり、質感が高い「人造大理石」を選択しました。柄は「グラーノホワイト」を選択。

その他の選択項目、オプションについて

これら以外にもいろいろ選ぶ項目がありましたので記載しておきます。

・扉の色柄、取っ手の形状
 色柄は13シリーズ45柄あり、最終的に「イエローマンゴー」と「ホワイト」の両極端に絞り込んで迷った末に「ホワイト」に決定。取っ手は、つかみやすい「ハンドル取っ手」とスッキリしたデザインの「アルミライン取っ手」の選択となりました。結果は空けやすさの面で「ハンドル取っ手」を選択。タオル掛けにもなって便利に使ってます。

・シンク
 キズや汚れに強いという有機ガラス系の「スゴピカ素材」か、色を選べる「人造大理石シンク」、又は清潔感のある従来通りの「ステンレス」か。ここは清潔感があり使い慣れている「ステンレス」を選択。

・水栓金具
 最初の選択ポイントは①センサー付きでタッチレスで操作できる「スリムセンサー水栓」にするか、②手動型にするか、でしたが、ここは手動型を選択。更に手動型でも、「スゴピカ素材」にするか「ステンレス素材」にするか、浄水器を内蔵させるか、です。私は、ステンレスのシンクとの統一感もある「ステンレス素材」の水栓にしました。浄水器も内蔵している方が省スペースでシンプルになるので、内蔵型を選択。ただ、浄水器の交換用カートリッジが1本約4,000円(22年4月:パナソニックストア価格)と高めなのが玉にきずですね。

・照明
 照明は従来ながらの「蛍光灯」と「LEDライン照明」がありましたが、迷わず「LED」を選択。シンク部分から作業を行うカウンター部分まで110cmの長さで手元を均一に明るく照らすことができ、調理作業がとても快適にできます。又、薄型でウォールユニットに埋め込まれているので照明の出っ張りが無く、すっきりした外観です。あと小さなことですが、スイッチがタッチスイッチになっており、触れるだけで点灯・消灯できるので、手のひらが濡れたり汚れていたりしても手の甲で操作でき、地味に便利さを感じてます。

・キッチンボード
 これもいろいろな柄がありますが、パールのような鏡面調のペルパラール柄(ホワイト)にしました。

※今回紹介したもの以外にもオプション類の選択肢が沢山ありますので、何回かショウルームを訪問して、見て、触って、話を聞いて決めるのが良いと思います。迷いすぎて分からなくなるかもしれませんが、その場合は一旦リセットして、改めて考えましょう。
※最近はホームページ上で詳細な情報を得ることができますので、あらかじめイメージを作っておき、実際にショールームに出向いて、担当の方に相談することが、後々後悔しないためには重要だと感じました。
※併せて、詳細なカタログ(冊子のもの)を可能な限り入手すると良いと思います。気になったところには付箋をしておき、見たいときにすぐに見られるようにしておけば、ホームページ上を行ったり来たりする時間のロスも防止することができます。
※今回の内容で発注、完成後の写真が以下です。

古いキッチンを取り払いました
新しいキッチンを設置。綺麗に仕上がりました。

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